Port Stories/藤原健壱
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内容紹介
・・・それは時代の最先端や競争などとは別の景色。まるでポッカリ開いた穴から見える青空のようだ。メロディアスなアドリブとソフトなトーン、そこには暖かい陽射しがあり、自由の風が吹き抜けている。・・・＜中略＞ 同じミュージシャン、サックス奏者として、そこに至るまで彼が歩んで来た背景や過程に想いを馳せない訳にはいかない。しかしその過程を経て、彼の掴んだ「声」と、それを気負うことなく表現している音楽、そしてそれを支える仲間を少しばかり、いや、とても、とても羨ましく思う。＜三木俊雄 ライナーノーツより＞
アーティストについて
＜藤原健壱 プロフィール＞
ウエスト・コーストスタイルのアルトサックス奏者。個性的なトーンには定評がある。高校時より、サックスを始める。関西大学在学中に、山中良之氏に師事。1987年、単身渡米の際、リーコニッツ氏のクリニック参加により多大な影響を受ける。帰国後も、さらにポール・デズモンド氏等ウエスト・コースト系アルト奏者の研究に傾倒。Jazz、Bossanovaユニットにて、関西を中心に、カフェ、ライブハウス、野外ジャズイベント等幅広く活動。VEGA Music Entertainment 社より、アコースティックギターとのデュオによる演奏スタイルで、 au SoftBankのモバイル配信、MP3フォーマット等の楽曲を配信。2009年1stアルバム「Jazz Bossa Acoustic」をリリースし、好評を博す。2013年、ソフトなトーンに、メロディアスな要素と現代的なスピリットがブレンドされたスタイルをいっそう進化させ、ピアノトリオとの編成で2ndアルバム「My favorite things」リリース。専門誌等で高評を得る。2014年、渡米。ラスベガスにてレコーディング。3rdアルバム「Port Stories」を2015年3月4日にリリース。
WestCoast Jazzのtradな響きに、初夏のLaz Vegasのリゾート感を織り込んださわやかな仕上がりとなっている。
【Port Stories】収録曲（2015/3/4）
01. Line For Lyons / Gerry Mulligan（5:52）
02. Bewitched / Richard Rodgers（6:11）
03. Waltz New / Jim Hall（4:16）
04. Port stories / 藤原健壱（4:30）
05. When I Fall in Love / Victor Young（7:39）
06. Blues For Desmond / 藤原健壱（5:36）
07. Don’t Know why / Jesse Harris（5:49）
08. Love Theme from Spartacus / Alex North（5:50）
09. Pale Moon / 藤原健壱（3:47）
alt sax：藤原健壱、piano：Etsuko Mader、bass：Tyler Williams、drums：Mike Mechem
2014年5月録音 UNLV studio LasVegas